15年目の「さんべ志学の雪あかり2025」は、約3,000の灯りが会場を照らして幻想的な雰囲気。今年も東の原、石見ワイナリー下の会場には多くの家族連れなどで約1,500人が来場し賑わっていました。
今年は会場までの道路に雪の心配が無かったせいか駐車場もほぼ満車状態!!
穏やかな天気で風もなく、飲食ブースや焚火もあちこちにあって囲む人たちの表情も和やかでした。
地域住民が作る実行委員会が雪を資源ととらえ、住民自らの力で冬の三瓶を元気にしようと始まったこのイベント。
当初は三瓶温泉街で行われていましたが、震災や感染症流行などを経て、会場は西の原、そして東の原へ。
元スキー場にある観光リフトは冬には稼働していませんが、ゲレンデのあった場所では、暗くなるまで子どもたちがソリを楽しむ姿も見られました。
毎年開催が近くなると気になる天気予報。今年も積もっていましたが直前に暖かい日があり、毎年スタッフは心配していましたが雪あかりも無事に設置出来ました。
三瓶周辺でも東の原は雪の多い地域ですが、暖かい日が続き、かなり雪が解けてしまった年には、北の原の三瓶自然館サヒメルの駐車場から3時間かけて40トンの雪を運んで会場設営をしたこともあったそうです。
雪あかりはバケツに雪を詰めて運び、会場のあちこちに小さなかまくらを作り、中に明かりを灯していくと、あの幻想的な景色が現れます。
今年も会場にはかまくらや雪だるま、クロスカントリーコースの入り口にあるスペースの斜面にも、そこに続く通路にも、あかりが導くように置かれていました。
会場では雪中宝探し大会や雪だるま重さ当て大会、おもちゃ花火によるミニ打ち上げ花火大会が行われました。
途中地元の小学生が、来年の開催のための募金を呼びかけて会場を歩き回る姿も見えました。もうすっかり地元をはじめ周辺地域では定番のイベントになっています。
最後まで雪が降ることもなく空には星が見えるほどのお天気。打ち上げられた花火には多くの歓声が響きました。
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これまでのこのイベントを続けてこられた、スタッフの皆さんに感謝の時間でした。
来年も楽しみにしています。
さんべ志学の雪あかり2025について
さんべ志学の雪あかり2025
開催日時:2025年1月25日 16:00~19:30
会場:大田市三瓶町志学 三瓶東の原 石見ワイナリー・観光リフト周辺
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