2025年春 国立公園三瓶山西の原の火入れを取材!

国立公園三瓶山西の原の火入れイベント

2025年3月25日、国立公園三瓶山西の原で年に一度の「火入れ」がありました。
約33haの草原を焼き、草原維持や山火事予防等のためおこなわれている行事です。
消防や警察、森林組合、大田市、地元の団体など約150人が参加して行われました。

国立公園三瓶山西の原の火入れ

火入れする前の西の原の様子

国立公園三瓶山西の原の火入れ

開会式の様子

国立公園三瓶山西の原の火入れ

開会式の際、なぜ火入れが必要か説明がありました。

国立公園三瓶山西の原の火入れ

日本で火入れを実施しているところはたくさんあるようです

消防の指示によりバーナーでススキなどに点火。西の原一面に広がる枯れススキやノイバラに計画的に火を放ち、焼き払います。

国立公園三瓶山西の原の火入れ

点火した時の様子

国立公園三瓶山西の原の火入れ

一気に燃え上がるので、細心の注意をしながら少しずつ焼いていきます。

国立公園三瓶山西の原の火入れ

火消しをしながら進んでいきます。

国立公園三瓶山西の原の火入れ

燃えている様子

国立公園三瓶山西の原の火入れ

消防の方もいらっしゃいました。

国立公園三瓶山西の原の火入れ

焼き終わった後の様子

国立公園三瓶山西の原の火入れ

看板も燃えないようにカバーがかかっていました。

草原一面火入れのあとは黒くなりますが、4月末ごろ大地に光が当たると新しい草が芽生えて緑の草原に変わります。火入れにより藪(やぶ)化を防ぎ、草原性の希少な動植物の生息環境を維持できるということでした。

毎年この行事の様子を見ようと市内外から多くの人が訪れます。

ほんの少し前までは積雪で真っ白になっていた草原。
この火入れを終えると三瓶山にも一気に春が訪れます。
季節の移り変わりを楽しみに三瓶にも是非足を運んでみて下さい。

国立公園三瓶山西の原の火入れ

終わった後の様子、きれいに焼けました。新しい芽が出てのが楽しみです。

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