皆さんはメダカすくいをしたり、メダカを飼育したりしたことはありますか?
メダカには様々な色をした種類があると知り、びっくり!!
今回取材したメダカのお家 みさとさんでたくさんのメダカと会ってきた様子などご紹介します。
美郷町の山あいの田んぼに囲まれた場所にお店はあります。
場所は、大田市のお隣美郷町にあります。
川沿いの県道に案内版が出ているので迷わずたどり着きますよ。
小さな橋を渡って左右に田んぼがある道を少し登ればメダカの水槽が並ぶハウス。
2023年より井上徹己さん、達也さん親子が、譲渡・飼育販売を始められました。
ここではメダカの展示販売のほかに、道の駅での販売やイベント出店もされています。
カラフルなメダカがたくさん!
メダカってこんなにカラフルで種類がいるの?
とハウスに並んだ水槽を見てびっくり!
最近は改良メダカを作ることが盛んになっているようで色も黒・白のほかにオレンジ・ピンク・黄色・金・銀色・青・ラメなど本当に様々。
ここには年齢性別問わずメダカを好きな人が集まってきます。
そもそもメダカとは…
メダカは流れの緩やかな河川や用水路などに生息する淡水魚。
野生のメダカは絶滅の恐れがある生き物のひとつで、環境省が発行する『レッドデータブック(絶滅の恐れがある生き物を記した本)』にも載っている貴重な魚です。
一般的には観賞魚として品種改良されたメダカが広く流通。
飼育が比較的簡単なため古くから日本人に親しまれています。
メダカすくいに挑戦してみました!
実は金魚すくいも苦手な発掘スタッフ。
案の定最初は1匹も捕れず😢
思ったより水は冷たいし、すぐにポイは破れてしまいました。
「この水槽のメダカはちょっと少ないし水も多いから」と少しメダカがたくさんいる水槽移動し、
井上さんにお手本を見せてもらいました。
なるほど~~!!と抵抗を弱くするために水平にポイを動かすなどのコツを教えてもらい再度挑戦。
ちょっと水温も上がったのもよかったためか、何とか5匹ゲット出来ました~。
お客様の中でも上手な方は
少しくらいポイが破れてもそこからまだすくい続ける人もいらっしゃるようですよ(すごいね!)
井上さんによると、夫婦やカップルで挑戦しても何故か圧倒的に女性の方が上手だそうです。
料金は大人が500円、子どもは300円。一匹もすくえなくても5匹はもらえますよ。
メダカの卵と赤ちゃん
飼育場では卵の状態から成長の度合いに合わせて種類ごとに別の水槽で管理されていました。
小さな身体ですが4月から10月までほぼ毎日産卵するそうです。
一日に10個ずつ、ワンシーズンで2000個、2年生きたとして4000個😲
身体の大きさは全く違いますが卵はマグロの卵と大きさが同じくらい。
ちょっと不思議な感じですね。
そして赤ちゃんも見せていただきましたが小さくてかわいらしく感じました!
小学校で出前授業も開催
地元のサポートがありお店を運営出来ているため、少しでも社会貢献したいと思いメダカの寄贈を申し出たことがきっかけで授業に参加することになりました。
授業時はすでにメダカの飼育を開始していて、子どもたちみんなで大切に育てている様子を見て
命の大切さをみんなわかっているようでこちらも嬉しくなりました。
また授業では子どもたちの吸収力や発想などに驚いたということです。
お二人にインタビュー
①メダカのお家 みさとを始めたきっかけ~徹己さん(父)に伺いました
ホームセンターで何気ない気持ちでメダカを購入して飼っていました。
ずっと眺めていても飽きず、そのうちすごい数の卵を産んで増えるようになるのが面白くなりすっかりメダカの虜に🐟
その後、様々な種類のメダカの飼育をはじめ道の駅に出品するようになり、定年も近くなりメダカ屋を始めることになりました。
②一番好きなメダカの種類はありますか?
飼育していればどの子もかわいくて…1番は決められないな~とのこと。
好きなメダカの傾向を挙げるとしたら…
父の徹己さん・・・幹之系の体外光が青く光るメダカ
達也さん・・・体色に朱赤が入っているメダカ
とお話してくださいました。
③今後挑戦してみたいこと
メダカの他にニワトリを平飼いして自然卵や農作物の販売をするなど、生き物とふれあうというような持続可能な生活をしていきたいです。
イベントを積極的にひらいて、私たちお店とお客様、お客様同士、などのコミュニケーションできる場を増やしていきたいと話されていました。
メダカのお家 みさとについて
住所:島根県邑智郡美郷町上川戸535
営業時間:10:00〜17:00
メダカすくい料金:大人500円/子ども300円
1匹もすくえない場合でも5匹はもらえます。
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