笑顔あふれる😁 地域食堂「どがなか屋」代表 宮里陽子さん

地域食堂「どがなか屋」取材

地域食堂(こども食堂)ってどんなところ?
子どもは夏休みでも、保護者は仕事で家にいないケースも多いですよね。
そんな子どもの居場所にと考えられてスタートしたこども食堂。
大田市内でも各地で地域食堂が開催されています。
今回は湯里の地域食堂「どがなか屋」代表 宮里陽子さんを取材しました!

活動のはじまりは…?

地域食堂「どがなか屋」

夏休み中の子どもたちの居場所づくりがしたいと思ったのがきっかけでこの地域食堂「どがなか屋」は始まりました。
調理を担当しているのは、湯里在住の管理栄養士を含む主婦ら8人です。

地域食堂「どがなか屋」

食堂の場所は、湯里まちづくりセンター大会議室

「どがなか」とは石見弁で「元気?」という相手を気に掛ける意味の方言です。
湯里まちづくりセンターが「みんなの食堂に!」
2022年8月夏休みにスタートしました。

地域食堂「どがなか屋」とは

地域食堂「どがなか屋」

小学生の夏休みなど長期休暇に合わせ週に一度程度開催される地域食堂です。
子どもは無料、大人は600円でランチを食べることができます。
きっかけは子どもたちですが、今では近隣からも来場者は多く年齢層も0歳児から90代まで。町内に限りますが送迎も行われています。

活動は口コミで広がり、地域住民から野菜や米など食材の寄付のほか
寄付することで子どもの一食が無料になる未来チケット(1口100円)が設けられ、その結果現在では高校生以下に無償で提供できているそうです。

地域食堂「どがなか屋」

地域食堂「どがなか屋」

ボランティアさんに支えられて…

いつも7~8人のボランティアさんが集まり手伝ってもらっているそうです。
「頼りになるボランティアさんがいるので私が代表だけど指示待ち」と笑う宮里さん。食堂運営の裏方として生産者さんとのやり取りやSNSの投稿など、外に向けて広がるような活動にも力を入れていらっしゃいます。

地域食堂「どがなか屋」
代表の宮里さんも子育て真っ最中のお母さんなので、同世代のお母さんも来やすいのではないかと話してくれました。

三瓶サーモン、温泉津メロンと豪華な地産地消メニュー

地域食堂「どがなか屋」

今年の夏休みも7月25日から8月22日まで開催。
私たち取材班が伺った8月1日は「大田市の食材を食べよう!」という地産地消メニューでした。
三瓶サーモンフライのタルタルソース添え、春雨サラダ、味噌汁、アスパラのガーリック炒め、温泉津メロン。子どもたちにはヨーグルトも付きました!
発掘スタッフもしっかりいただきましたよ!

三瓶の湧き水で育てられたサーモンの身はふわふわ、タルタルソースも手作りで美味しかったです。どのメニューもとても美味しく、デザートには今が旬の温泉津メロンと地元で採れるものばかり。それにバランスの取れた食事が嬉しいですね。

地域食堂「どがなか屋」

食材の提供と厨房の様子

地域食堂「どがなか屋」

今回で18回目になるそうですが、回を重ねるごとに食材を提供してくれる生産者さんたちが増えているとのこと。この日も朝からキュウリやトマトがたくさん届いたそうです

飲食スペースから厨房の様子も見ることができます。調理もボランティアスタッフさんの動きには無駄がなく、提供もスムーズに行われていました。
楫野市長や教育長も食べに来られていましたよ。

地域食堂「どがなか屋」

どがなか屋のランチ風景

地域食堂「どがなか屋」

11時の開始時間にはすでに何人かの人が座ってメニューを楽しんでいました。
お客さん同士で再会を喜んでいる様子も見られ、良い交流スペースにもなっているのだなと感じました。

そして、12時過ぎには100食を軽く超えました!

地域食堂「どがなか屋」

12時半を過ぎると部活を終えた中学生たちも。
最後まで人が途切れることはありませんでした。

親子連れも多くみられ、わざわざこの日に休みを取って参加するという人もいて、日々忙しいお父さんお母さんにも楽しみな場所になっていることが伺えます。

地域食堂「どがなか屋」

この日はカフェコーナーを手伝う子どもたちもいましたよ。
段ボールでユニークなお面を作って、ドリンクをPRするお子さん♪

地域食堂「どがなか屋」

地域食堂「どがなか屋」
可愛らしくておもわず募金しちゃいました!ミルクカルピスや三瓶そばのクラフトコーラ美味しかったです😊

地域食堂「どがなか屋」

子どもや地域を盛りあげる 湯里の取り組み

地域食堂「どがなか屋」

地域食堂どがなか屋では、これからの活動を支える寄付金や食材の提供、ボランティアスタッフを募集しているそうです。
そして最初の目的通り、子どもの居場所づくりもしっかりやりたいと話しておられました!

会場となった湯里まちづくりセンターでは子どもたちの通学合宿や、ゆさと楽市など、様々な活動をされています。
そういった様々な地域の活動がこの地域食堂にも活かされているのだなと感じました。

 

地域食堂どがなか屋について

地域食堂「どがなか屋」

地域食堂どがなか屋
住所:大田市温泉津町湯里1655 まちづくりセンター大会議室
TEL:0855-65-3038
営業時間:毎週木曜日 11:00~13:30
※まちセンは17:00まで
Instagram

地域食堂「どがなか屋」

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