大田市にはまだまだ気になる会社がたくさんあります!
今回は、チームワーク、コミュニケーションを大切にする明るい雰囲気の会社「東幸建設」さんへ!取材へ行ってきました。
東幸建設は創業70年、道路・外構・駐車場などの舗装工事を中心に、土木・防災工事や既存構造物の維持修繕工事などを手がけています。
島根県は冬になると雪が積もる地域でもあるため、除雪作業も担っています。通勤時間までに幹線道路の雪を取り除いてくれるため、暮らしている地域の方はとても助かっています。
島根県大田市は2018年4月に震度5弱の地震があり、たくさんの被害がありました。
その際もいち早く、道の修繕など対応をされたそうです。
島根県特産の石州瓦を生かした瓦ック製品
また東幸建設では、規格外瓦を使用した多機能性舗装「瓦ックファルト・瓦ックリート・瓦ックコート」の開発にもかかわり、公共工事・民間工事などに多く採用していらっしゃいます。
きっかけは大田市内の石州瓦工場から多く出る規格外瓦を粉砕して、塗装材料に利用できないかとの発想でした。
廃棄にすると費用もかかる瓦を破砕してみると、色合いも良く、一般的な素材より環境にやさしく、温暖化対策などにも効果がある瓦リサイクル舗装を作り上げました。しまねグリーン製品に登録されています。
環境に配慮した石見銀山遺跡周辺の駐車場や建物周りに使用されています。
温泉津の町並みの下水工事の際には、もともと陶器のかけらなどが混ざった材料で舗装されていた場所もあり、それを知っている町の人からは好評だったということでした。
もともと瓦に使われていた釉薬の影響で時間経過すると表情が変わり、天気によって舗装された世界遺産の町並みは光が反射して輝いているそうです。
この素材は公共工事だけではなく個人のお宅に使用されています。
社員さんにお話を伺いました!
社員スタッフは、30~40代が中心で半数が中途採用。なんと半数以上がUIターンの方!事務所、現場でも皆さん明るい雰囲気が印象的でした。
入社して2年2か月(取材当時)、大代出身の横直人さん(39)にお話を聞きました。
手元作業員として構造物の撤去、側溝、ガラの処理、測量などの仕事をされています。
以前は工場勤務でしたが専務から声をかけてもらって東幸建設に入社。
自分が作ったものが残ることにやりがいを感じるということです。
ミニバックホウの上達が目下の目標ですが、先輩社員さんがしっかり見守り、決して手を出しすぎずある程度まかせてもらっているそうです。
目標にしている人を聞くとすぐにお二人の先輩社員のお名前を出した横さん。
みんな前向きで雰囲気が良いと笑顔で語って下さいました。
波多野陽一社長にもインタビュー!
波多野陽一社長は3代目。ご自身も一度島根を離れたUターン者。
親族経営の会社なので、当時父や叔父も元気で学べる環境にある時に帰ろうと思ったそうです。自分が継がなくても出来る人がやればいい、とも。
もともと一人でできる仕事ではなく、チームワーク、コミュニケーションが大切だと話してくれました。
経験も大事ですが、全く素人で技術や経験がない人が入ってきてもチームで仕事をするので協調性やコミュニケーションをとることが大事。
目標は「一世紀企業」。100年続く会社になろうと話しているそうです。
Instagramでは社内の様子などを発信中!担当は入社したての広瀬至暖さん!
SNSの活用も2024年~スタートし、現場の様子、社内の雰囲気など発信されています。
波多野社長のもっと会社のことを知って欲しいという気持ちで、最初は社長ご自身で投稿されていたようですが多用のため手が回らず、困っていたところ広瀬さんが入社。ぜひ外の目で会社の発信を!という流れで担当することになりました。
現在は、社員の皆さんの明るく、和気あいあいとした様子や納涼祭などの社内イベントなどを毎朝投稿していらっしゃいます!
【東幸建設Instagramはこちらから!】
ぜひチェックしてみてくださいね!
広瀬さんは、転職する際に色々な知り合いに会社の評判を聞いて回ったところ、「東幸建設はいい会社だよ」と教えてくれる人が多く、「ここで働いてみたい!」と思い入社を決めたんだそう!!
他にも女性が3名勤めており、事務員スタッフの方は25年勤務のベテランさんもいらっしゃいます。皆さん口をそろえて「働きやすい」と話しておられました。
ボランティア活動も積極的に行っています!
現場の仕事以外にも、毎年ボランティアで世界遺産石見銀山の草刈りも行っています。
地域と連携して未来に続く道を作ろう!!新しい仲間も随時募集中!
今回取材に対応して下さった社員さんたちも明るく、いきいきと働いていらっしゃる印象を受けました。
今まで、普段道路を走っているときは、整備された道路は当たり前と思っていました。
安心して移動ができるのは昔から地域で活躍する企業の皆様のおかげだなと感じました。
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