大田で作られた美味しいものを全国の皆さんにもっと知ってもらおう!!ということで、大田発掘で取材をしています♪
今回は・・・島根県大田の名物といえば『箱寿司』♬
道の駅ロード銀山では製造、販売をしています。
その様子や美味しさの秘密を取材しました!!
『箱寿司』とは
江戸から天領の石見銀山へ来た役人や代官の奥方などが、江戸の習慣を懐かしんで作ったのが始まりと言われています。
専用の木枠に酢飯・具材・酢飯・錦糸卵と順に詰めて最後に重しをのせ、木枠を外すと綺麗な層になった酢飯が出てきます。
お祭りなど人が集まる時には欠かせない大田市の味で、昔は各家庭に専用の木枠があり、地域の祭りやお祝い事の際にはそれぞれの家の味がありました。
もともと保存食なので、すし飯は甘く、具も濃いめ。
一段分を詰めて板を挟み、もう一度繰り返して型一杯になったら、両手でギューッと体重をかけて押します。
その後重しをのせて少し時間を置いて馴染ませます。
箱寿司は作る、というより「漬ける」というところも。
しっかり押して固まると切ったときにきれいに角が出るし、美しい断面になります。
錦糸卵や桜でんぶで見た目もケーキのように可愛らしく、お祝いの席などを華やかに彩ります。
人気の秘密は・・・元祖箱寿司名人のレシピ!!
ロード銀山さんの箱寿司は・・・なんと!!
元祖箱寿司名人と言われる富山町(島根県大田市)のおばあちゃんの30年前から伝わるレシピ。
できるだけ材料は地元産のものを使用して添加物も使用していません。
<中に挟む具はこちら!>
7種類の具を細かく切って醤油で甘辛く煮て味を整えます。
・油揚げ
・シイタケ
・かんぴょう
・ニンジン
・スト蒲鉾・・・大田の名産!!
・ゴボウ
・切り干し大根
スト蒲鉾を使うのがミソだそう。
具材の種類も一般家庭ではここまで入れないかもしれないとのことで豪華なラインナップになっていますよ♪
米は大田市内の契約農家が作る天領米。
卵ももちろん地元産です。
スタッフが試食した感想
小さなお子さんがいるスタッフが夕飯で食べてみました。
おばあちゃんレシピということもあり、少し甘めの優しい味のお寿司でした。
普段は握り寿司は好んで食べてくれるのですが、チラシ寿司は少し苦手でもしかしたら食べてくれないかな?と心配していましたが、とっても美味しい!とぺろりと食べてくれました♪
カットしてあり食べやすい大きさになってるところも箱寿司の良いところだなと感じました。
取材した感想
今回取材をしたスタッフは、島根県大田市出身のため小さなころから「箱寿司」をお祭りの時などに食卓で食べていた思い出がありました。
改めて、「箱寿司」の歴史や作り方を知ることができ、食文化の伝承に繋げるためにもたくさんの方に食べていただきたい!と感じました。
小さなお子様~年配の方まで、みんなで美味しく食べていただける歴史ある食べ物です。
まだ食べてみたことがない、箱寿司を知らない方へもぜひおすすめですよ!!
箱寿司の販売について
箱寿司のテイクアウトご希望の方は、事前に道の駅ロード銀山へご予約下さい。
ご予約番号:TEL 0854-82-1991
道の駅ロード銀山について
世界遺産石見銀山のある島根県大田市9号線沿いの道の駅です。
特産品のお土産物、レストランを営業しています。
また、おおだブランド認定商品をはじめ、大田ならではのおすすめ商品をオンラインショップで販売中。
島根県大田市の名物をたくさん扱っているので、ぜひ覗いてみて下さいね。
住所:島根県大田市久手町刺鹿1945-1
TEL:0854-82-1991
FAX:0854-82-8684
定休日:水曜日
売店:9:00~18:00
レストラン:11:00~14:00
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