三瓶山北の原に新しいトレランコース完成!走るだけでなく、のんびりお散歩にもおすすめ!

三瓶山北の原に新しいトレランコースレジャー

三瓶山麓、西の原にクロスカントリーのコースがあり、毎年大会も開催されていますが、この秋サヒメルのすぐそば、北の原にはトレイルランニングの練習コースが完成しました!
今回整備したコースは、全国植樹祭のために整備の時に出来た通路などを利用して作られています。
全国植樹祭会場横~植樹スペース、さらに三瓶高原線道路側の方まであります。

三瓶山北の原に新しいトレランコース

コースを回ってみました!季節の花なども発見できますよ!

三瓶山北の原に新しいトレランコース

緑と水の連絡会議の和田譲二さんにコースを案内してもらいました。
実際に競技にかかわっている人も走れる本格的なコースです!
箱根駅伝に出場したこともあるマラソンコーチとして有名な川越監督も、三瓶に合宿に来ていた選手と試走したそうです。

管理車両に乗せてもらってコースを一回り。舗装してあるところは一つもありません。
軽自動車がやっと通れるぐらいの道幅ですが木の切り株なども残らないように重機を入れて抜いたそうです。
取材へ行ったときには、紅葉には少し早く、見分けにくいところもありました。
歩いていくとコース脇には栗の木やモミジ、季節の花なども見ることができます。
※中にはハゼや漆などかぶれる植物もあるので要注意。

管理車両以外は進入禁止になっていますが、走って歩いてなどは自己責任で自由に散策も可能です。
周辺には調査のためのテープが張られている木がありますので注意して通って下さいとのことでした。
冬になると一旦葉が紅葉して落ちるそうですが春は山桜の木も多いですし、
新緑など季節によって楽しめそうな場所となっています😊

三瓶山北の原に新しいトレランコース

完成したトレイルランニングのコースは、「大山隠岐国立公園」内にあり大田市三瓶町の三瓶山北麓に位置する保安林です。植樹祭前には鬱蒼とした森が広がっていましたが、一部が植樹会場となるため整備されました。
固有の樹種による森林整備を進め、自然の景観を生かした豊かな森づくりを目指すという活動の一環で整備がされています。

三瓶山北の原に新しいトレランコース

周辺は景観や自然環境を活かした県立三瓶自然館サヒメルや、国立三瓶青少年交流の家などの教育観光施設が点在し、隣接地は「第71回全国植樹祭」の主会場として、全国的にも注目された場所です。
環境省との間で「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結しており、鳥取砂丘会場と同様に、この活動開始を契機に国立公園の更なる魅力発信にも貢献しています。

三瓶山北の原に新しいトレランコース

木を植えない森つくり

森つくりというと植樹とイメージではないでしょうか?下草刈りや植樹などを行います。
それをこの自然林では影を作り出す大きな木を切って、もともとあった桜や栗などが育ちやすい環境を作ります。それが「木を植えない森作り」。
植樹祭の後、切った木で薪を作り、それを売った費用を使って森林整備に充てています。
トレイルランニングのコースは植樹祭用に整備するときに軽トラックや重機が入った道をさらに切り株などを撤去し安心して走れるコースに整えられました。

また、年2回、山陰合同銀行の行員さんの協力により、下草刈り、除伐、枝打ち、芽かき等の天然林更新の作業を行い広葉樹林の更新・若返りに努めています。今回はコースの要所要所に道標になる看板などの設置も行っています。

市内の環境学習も行っていて、取材に行った日は川合小学校の自然観察の授業でコースを散策していました。日常の管理は大田市から緑と水の連絡会議に委託しているそうです。

三瓶山北の原に新しいトレランコース

姫逃池の裏のほうに入口があります。
よく見ると山桜や栗など、まだ人の背たけほどの高さの木も多く、これが大きくなったらもっと豊かな森になるのが想像できます。

三瓶山北の原に新しいトレランコース

森を守るには人の手も必要なんだなと思いました。
冬季にはこの場所につながる道路は通行止めになりますが、それ以外の季節は、また一つ三瓶の魅力を発見できる場所になりました。

三瓶山北の原に新しいトレランコース

三瓶山周辺の登山はもちろん!トレッキング、クロスカントリー、トレイルランニング、自転車など楽しみ方は色々😊
のんびりお散歩もおすすめ。是非皆さんも行ってみてください。
走らなくても十分楽しめますよ。

三瓶山北の原に新しいトレランコース

 

タイトルとURLをコピーしました