【ごはん屋 花種】大田市水上の山に囲まれた古民家カフェ

ごはん屋 花種カフェ

週末になるとランチやマルシェを目指して来る人で賑わう「ごはん屋 花種」
店主の畑本真衣さんが作る、自家栽培のお米と地元の豊富な食材を生かしたメニューが人気です。
引き戸を開けると小屋組みの、なんだか懐かしい雰囲気の店内。
窓から見える林はよく手入れがされていて、そこに咲く花や紅葉など里山の風景も楽しむことができます。

ごはん屋 花種

ごはん屋 花種

店名の由来は?

ごはん屋 花種

店主の畑本真衣さん

植物の種まきという意味もありますが、「人が集まる種まき」をしたいという期待が込められています。

「人が集まる種まき」は、食べ物だったり、イベントだったり。
何もないところから発生する。その種を蒔いて芽が出て花が咲いて、そこからまた実に繋がればいいなという思いなどが詰まっているそうです。

料理のこだわりとおすすめメニュー

ごはん屋 花種

地元のものを使うことがこだわりです。まずはうちのお米!
お米がメインで、おかずの鶏肉、鴨肉、イノシシ肉や野菜と、周辺地域の生産者さんに支えられて、一つのワンプレート ひとつのランチが出来上がるというのが花種。
おすすめメニューは花種ご飯!とのこと♡

ごはん屋 花種

スイーツも美味しい!!

Instagramの写真も美味しそうな写真がたくさん!!

 

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Instagramのスタートが2016年。
そのときからとても美味しそうな写真が並んでいます。美味しそうに見えるように季節に合った五味(甘味、塩味、酸味、苦味、塩味)、彩りや華やかさが感じられるように撮影されているそうです。

店舗の改装

ごはん屋 花種

改装について伺うと、「30 年くらい放置された建物で、ただ朽ちていくのを待つ古民家を改装しました。床下から全て腐っていて、廊下や屋根なども朽ちていて、取り壊さないといけないような状態のところは修繕をプロに任せました。
床は全部素人の私と父、親戚でやりましたが、時間がかかってオープン予定がひと月ずれてしまいまいました。
楽しかったのは漆喰を塗るところ。時間はかかりましたが元の職場のチームみんなも手伝ってくれました。親戚の左官 50 年のおじがやったところは、やっぱりプロの仕事で綺麗です。」とお話してくれました。
皆さんで作られたからこその、素敵で居心地の良い空間なのかもしれません♪

ごはん屋 花種

立派な梁が素敵ですね。

小さなマルシェも月1開催してます

「花種の小さなマルシェ」は、月に1回開催されています。
この日はランチではなく、イートインスペースとして空間を提供。
市内外のベーカリーやカレー、雑貨、珈琲やスイーツ・野菜など様々な出店があります。
花種さんのお弁当などももちろん楽しめますよ。

ごはん屋 花種

マルシェを始めた理由は、人を集めるというのが目的の一つで、地元の人も巻き込みたかったから。地元の生産者さんを知ってもらいたいし、食べに行くだけではなくて、気軽にお買い物や、交流も含めてオープンスペース的な活用も考えて、マルシェを開催されているそうです!

ごはん屋 花種

ワークショップも豊富

市内外の店舗さんや講師を招いて、少人数制でワークショップを開催されています。
古民家カフェで好きなこと、気になっていたことを作業する時間はとっても素敵な時間。
1人参加の方も多く、気軽に参加出来ますよ!

[ワークショップ例]
・ウクレレ教室
・コーヒー教室
・パン教室
・料理教室
上記以外にも様々なワークショップが開催されています。
飲食に関わることはなんでもしたいとのこと。

大田発掘スタッフも以前参加した「ドリップセミナー」の様子はこちら

【大田のワークショップ】Laube Coffeeのコーヒードリップセミナーに参加してきました☕
大田市水上町の古民家カフェ『ごはん屋 花種』では、月に数回ワークショップが開催されます。今回は自宅でもおいしいコーヒーをドリップできるようコーヒードリップセミナーに参加してきました。

実は…当初「出張料理教室」からスタート!

お店ができるまでの半年間は、イベント販売や出張料理教室に時間を費やされていました。
山で採れた山菜だとか、地元の生産者さんの野菜を持って行って、市内外の飲食店で料理教室をされていたそうです。

発掘スタッフが料理教室に参加してきました!

ごはん屋 花種

これまで出張料理教室はあったそうですが、花種での開催は実は初めてだったそうです。
自然を生かした草花を使った花束を作る「グリーン山田」さんとのコラボです。
まずは、店舗周辺の山歩きということで、豊かな森の中を参加者みんなで散策。

ごはん屋 花種
木漏れ日の射す森の中を、山椒の実や朴葉(ほうば)、茗荷(みょうが)、カラムシの葉、ヨメナなどを摘んで回りました。
そして帰ってからは参加者全員で料理教室がスタート!
土間の台所で作業します。

ごはん屋 花種

この日のメニューはこちら
・とってきた朴葉(ほうば)に塩麹で下味をした鶏肉としめじを包んだ蒸しもの。
・ヨメナのエゴマ和え
・カラムシの葉で包んだおむすび。

ごはん屋 花種

ごはん屋 花種

ごはん屋 花種

参加者同士でワイワイしながら作って食べて大満足。
ほとんど初対面同士なのに、一緒に食べることを通して以前からの友人のようにあちこちで話が弾んでいたのが印象的でした。
皆さんずーっと笑顔でそれを見守る真衣さんの笑顔も素敵でした。

ショップカードもとっても素敵

ごはん屋 花種

看板もショップカードと同じロゴマークが😊

イラストは、4つの手、種まき、耕す、作り手、あとは山羊、鶏も順繰り回っているという循環を意識したロゴマークになっています。
純粋なカードでなく、小さな封筒型になっており、その中には…なんと、種が入っています!
持ち帰って名刺入れにしまっておしまい。ではなく、何回も見ることによって覚えてもらい、そこから何かつながればという想いからこの形になりました。
デザイナーは 6Bの 小野さん。NHK番組「子育て まち育て 石見銀山物語」で出演しているお馴染みの方です😀
面白い方でフィーリングが合って話もトントン拍子。15 種類ぐらいのデザイン案を作っていただき、どちらも素敵でなかなか選べなかったそうです。

6B(ロクビー)|島根のデザイン事務所|石見銀山
島根県大田市大森町(石見銀山)を拠点にするデザイン事務所です。ブランドや地域、企業、店舗のブランディングやプロモーションのあらゆるグラフィックデザインを制作しています。

みんなが集まるごはんや花種

まるでこのまま地面から生えてきたような建物で、天井の小屋組みを見上げているとなんとも不思議な空間。
花種のお弁当は、丸く型抜きしたご飯と、美味しそうなおかずが周りを取り囲むように詰められています。

ごはん屋 花種
真衣さんの料理と人柄に、美味しいものや楽しい人が集まる様子によく似ているなと思いながら頂いた発掘スタッフでした。
ご馳走様でした😊

 

ごはん屋 花種について

ごはん屋 花種

ごはん屋 花種
住所:島根県大田市水上町白坏761
営業日:金·土·日
営業時間:11:00~16:00
1部11:00~12:30
2部12:30~時間制限なし
※ご予約をお勧めします。
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