温泉津の海から、温泉街を奥に進んでいくと、紺色の暖簾が印象的なお店。
創作フレンチイタリアンを味わうことのできるお店「色 Shiki」さんです。
古民家を改装したお店で、窓や建具などは昔のまま。ノスタルジックな雰囲気を醸しています。
平日にもかかわらず店内は若い女性を中心ににぎわっていましたよ!
シェフの気まぐれランチが美味しい~
お話を伺う前にランチをいただきましたよ😊
全てのメニューに心惹かれて悩んだ結果・・・今回はシェフの気まぐれランチを注文!
「チキンオーバーライス」という、もち麦ご飯にマリネしたチキンを焼いて乗せたものをいただきました。(ニューヨークの屋台飯といえばコレ!なんだそう!)
とてもお洒落なワンプレートですが気取った感じもなく、あっという間に平らげてしまいました!美味しかった…!
バスク風チーズケーキが名物!こだわりは?
「むしろこだわりしかない!」ときっぱり✨!
精製された白砂糖は不使用で、チーズは北海道産、国産のはちみつ、卵は地元大田市の旭養鶏場のものを使用するなど、食材はすべて国内産で、グルテンフリーで仕上げてあります。
試行錯誤しながら作り上げられています!
他のおすすめメニュー
門田さんはフルーツソムリエの資格ももっておられます!
その資格を活かして、様々なフルーツソーダや、黒ブドウ、甘夏などを使ったドリンクにも自信あり!
石見ポークなど地元食材を使ったメニューもおすすめです!
メニューやInstagramで投稿画像のフォントが変わってる…!
「色 Shiki」さんのInstagramを拝見したときフォントが一風変わっていることが気になり、聞いてみたところ、「このフォントに気づいてもらえて嬉しい!」とにっこり♡
お店のメニューにも「大正文字」というフォントを使用されています。
古民家を直しているときに出てきた昔の新聞の字が気に入ったことから、それから使っておられるそうです!
なぜ温泉津でお店を始められたのか
オーナーシェフの門田さんは東京生まれ東京育ちですが、機会があり温泉津の宿泊施設「WATOWA」を経営する近江雅子さんに声をかけられて、以前WATOWAで出店されていたそうです。
そこから東京と温泉津の2拠点生活を2年半されていました。
温泉津は星空が綺麗で、温泉もあるところに魅力を感じて、拠点を温泉津に移されたそうです。
料理人になるきっかけ
「色 Shiki」をオープンされる前も東京で飲食店をやっておられた門田さん。
門田さんのおじい様おばあ様が料理上手なこともあり、小さいころから食べることが大好き!
自然と食への興味も深まっていったそう☺
将来の進む道を迷っている時におじい様から、
「一番自分がお金をかけたものとか、やってて好きだなと思うものを仕事にするとすごく幸せだよね」という言葉に振り返ったとき、「食」が好きと思ったことから料理人になろうと決意されました。
「色 Shiki」について
店内は最大18~20人ほど入ることができます。
お座敷席は無いですがベビーカーで入店OK。お子様用の椅子もご用意されているので安心ですね!
お客様は若い女性が8割だそうですが、チーズケーキを目がけて来られるスイーツ好きの男性のお客様もおられますよ!
和紙で作られた靴下なども販売されていて、思わず見入っちゃいますね。
地元温泉津では、「キャシーさん」と呼ばれているオーナーシェフ門田キャシー真由子さん。
韓国にルーツがあり、「キャシー」はセカンドネーム。
自分のことを「自分が作ったものを食べて、美味しい顔をしている人が見たいシンドローム」で、職人気質だと分析されています。
門田さんは今年の冬をもって、拠点を「色 Shiki」から隠岐の島へ移されるとInstagramでお知らせが。
これからの新しい展開も楽しみにしています!
【色 Shiki】
住所:大田市温泉津町温泉津ロ13-2
営業時間:
ランチ11:30~14:00(L.O.13:30)
カフェ14:00~16:00(L.O.15:30)(土日祝営業)
ディナー18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:火曜・水曜
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