大田で頑張っている方を発掘するコーナー『おおだの素敵な人特集』今回は、Instagramでも話題のお花屋さん「プリザーブドフラワーbotan」代表 大垣ともこさんをご紹介します♪
そのお花屋さんは、波の音が聞こえるくらい海の近くにあります。
まるでドラマに出てくるようなロケーションで、窓からは大きな波が打ち寄せていて
水面でサーファーがタイミングを計っているのが見えました。
お店の中にはバランスよく置かれた、たくさんのお花たち。
Instagramでもおなじみの青みがかった緑の壁と、天井から吊るされているドライフラワーの美しい空間。
海や空、窓のすぐ近くに生えているカンナの花の色までがとても自然で、どこを撮っても絵になるお店です。
店主の大垣ともこさんにお話を伺いました。
店名『botan』の由来
実は言葉自体に意味を込めたわけではないそう。
牡丹(ボタン)という花もあるし、響きが可愛くて覚えてもらいやすいかな?と、この名前になったそうです。
以前のロゴはbotanのo のところが洋服のボタンの絵になっていました。
地元の素材も使う!プリザーブドフラワーへの思い
造花を使っていないことが、ちょっとしたこだわり。
作り物の花でなく、自然素材のものを取り扱っています。
お店の中には生花とは一味違う存在感のある花がたくさん!
ドライになっていますが、季節感もあるのでリピーターが多いのもよくわかります。
生よりもずっと長く持つし、いろんなアレンジも楽しめます。
キョロキョロ見回すと、なんでこれがここに?というような可愛い置物や雑貨もあって時間のたつのが早い!そして店主の大垣さんとの話も癒されますよ~🤗
店舗をひらいたときの思い
もともと大垣さんは、松江や大田市内の生花店に勤めていらっしゃいました。
ご親族が焼き物をされていて、その時の工房を改装されて、今の店舗がスタートしました。
地元の方の反応を心配されたこともあったそうですが、自然と受け入れられてそうですね。
大田在住の発掘スタッフとしては、こんなに素敵なお店を開いていただき嬉しい限りです💓
インスタグラマーさん達もこぞって来店、投稿されていますよね!
あの素敵な内装のこだわり
なんと、すべての壁や内装を考えたのは庭師をしているご主人!
机の高さなど実用的なところ以外は、ほぼご主人のセンスです。
ご主人は雑貨などもお好きなようで、花のこと以外はほとんどお任せされたそう。
なんともおしゃれなご夫婦ですね!
緑の壁は同級生の塗装屋さんと『海の色』をテーマに決めていたそうです。
そして、外にある焼却炉は、Instagramでもお馴染みのモチーフ。
知り合いの瓦屋さんから耐火レンガをもらって作ってあります。
その他、ご主人がDIYでお店周りのものも制作されています。
人気の花
紫陽花、かすみ草、スモークツリー、ミモザなどが人気とのこと。
素材は夏は少なくて、一番多いのはやっぱり春。
多肉植物も取り扱っていらっしゃいますよ。
これから挑戦したいこと
県内各地や広島からの来店者も多く、「お花はもちろん、内装も窓から見える海の風景にも癒される」とよく言われるそう。
来店者にとっては、花の香りもこの空間も非日常。
定期的に来店される方もあり「コツコツと日々を重ね、根付いていきたい」とおっしゃっています。
お花屋さんというより雑貨店といったイメージで来店される方も多いようです。
花も水を替えなくていいし、気軽に部屋の一部に飾ってもらいたいそう。
ドライの種類を減らすことなく、多肉植物に加えて、少し育てやすい観葉植物にも挑戦されたいそうですよ。飽きられないようにと、心がけていらっしゃいます。
プリザーブドフラワーについて
プリザーブドフラワーとは、生花に特殊な加工を施したものです。生花とドライフラワーの両方の良さを持ち、3~5年と長い間飾って楽しめる花材です。
プリザーブドフラワーを長く美しく保つ秘訣は、直射日光と湿気をなるべく避けることです。
プリザーブドフラワーbotanについて
プリザーブドフラワーbotan
住所:大田市鳥井町鳥井337−3
TEL:090-8067-4069
営業時間:月・水・木 11時-18時/土・日 10時-18時
定休日:火・金
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